山形観光旅行記

旅人の天晴れ『節分とは』の話


豆の写真
節分に使われる豆の種類は、落花生で良いのか疑問な所だ・・・


節分とは追儺が原点
節分とは一般的に鬼や厄介払いとして豆をばらまいたり、自分の年齢+1の豆を食べて風邪を
引かないようにするための古い風習だが、実際は節分とは一体なんぞや?と思い斬ってみた。
節分の歴史は古く、平安時代から行われていた宮中の年間行事の一つの『追儺式』(ついな)から
生まれたようだ。追儺とは、元々は中国の行事でそれが日本に伝り、旧暦の大晦日12/30日に
疫病や鬼払いの儀式として平安時代から実行されていた。


方相氏と悪鬼の払い方
中国から伝わるには、鬼を払う役目の役人『方相氏』(ほうそうし)と呼ばれる方が人には見えない
悪鬼を追い払ったようだ。方相氏の目は金色で4つ有り常に四方を見渡し悪鬼の出現を見逃さない。
頭には角が生えた面をかぶり、黒い服装で手には矛と盾を持ち宮城を回りながら鬼を追い出し
邪気払いとして効果があるという桃の木で作った弓矢で、四方から放ち鬼を退散させる儀式である。


現在の豆まき
今では節分と言えば豆まきだが、追儺式とは別の行事で室町時代あたりから一般的に庶民に
広まり、豆をまくことで鬼にぶつけて邪気を追い払い、無病息災を願ったようだ。
豆を投げるときの掛声は「鬼は外、福は内」だが地域により異なり、鬼を祭っている寺院や鬼の付く
姓の家庭では「鬼は内、福は外」と逆に叫ぶ地域もあるだ。これは福は他へ回し厄介者を引き入れ
後に護神となるよう心を改心させるためだと言う。


結論・・・
結局、豆の種類は何が正式なのかはさっぱり分からんかったw 落花生を投げる家庭もあれば
でん六を投げる家庭もあるだろう。君はおもいきって、納豆をぶん投げてみる気はないか?(笑)
部屋中が納豆で臭くなること間違いなし!匂いで厄介払いを遂行してみないか!?



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