宮城県仙台市


仙台駅
▲宮城県仙台市にある仙台駅

てっぺんの部分が折れてるぞ…
2011年3月25日、東北の大地震から約2週間
が経過した。山形では軽い雪だったが
宮城県では曇り気味の晴天也。
テレビでは福島県の原子力の放射能漏れ
による話題ばかりが続く。

この辺りまでは、まだ平和だった…。
後に地獄への旅路に行きつくとは
この時点ではまだ知るよしもなし。


ガソリンスタンドの渋滞
宮城県では左の写真のように、ガソリンを補給しようとどこも渋滞になっていた。
山形県でも似たような光景であり、やはり東北地方は明らかにガソリンが足りていないようだ…
仙台駅や一部のビルはネットが張られ、窓ガラスやタイルが剥がれ落ち修復中の様子が見れた。
目立つような被害はそれほどなく、壁にヒビが軽く入ってる程度だった。

宮城県塩釜市



なんだアレは…
仙台市から塩釜市に入った途端から
様子が一変した。
道路の傍らにはボコボコに破壊された車が鎮座し
車からは草が生えている。
正確には津波に流され草が絡まったのだろう…

上空には自衛隊のヘリが飛び、
周囲は救急車のサイレン音が鳴り響き、
信号に電気が通っていない場所もある。


右の写真の窓ガラス部分の泥の線が見えるだろうか?
どうやら塩釜市はあの辺りの高さまで津波が押し寄せたようだ。


1階は全部海水に浸かってしまったのであろう…
どこの民家も畳や家具を外に出し家内の整理作業をしており、津波の被害の大きさが見て分かる。

塩釜港
塩釜港付近の道路には船が横たわり、
除去作業がまだ終えていないようだ。
海辺ほど地震と津波による災害が大きい。

ただただ唖然と目を見張るばかりであったが、
依然訪れた時の活気さもなく
多賀城市も似たような光景だった。
そして目指すは気仙沼市。
ここから約80kmぐらいの距離にある。


宮城県松島町



日本三景の島・松島
松島町は小さな島々が並び、
観光地として栄えている街並みである。
船に乗って島々を一周することもできる。

その美しい風景は上杉鷹山公も江戸時代の
儒学者・細井平洲先生に観光として
オススメしたぐらいである。
だが、島自体は今まで通りだったが、
周辺の街並みはやっぱり違っていた…


海水に浸かってしまったようだ。伊達政宗の歴史資料館の文化財は一体どうなったのだろうか?
松島町もガソリンを求め渋滞の列が…
もっと宮城県にガソリンを送ってやってくれ。災害ボランティアができそうな人々と言えば
現地から近い方々が候補に挙がるだろう。移動手段なくしてボランティア活動ができる訳無し!

そして次の石巻市で地獄を見た…
石巻市、女川町の災害地の写真

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