山形情報・ニュース

山形県では母なる川・最上川を、2011年度の世界遺産登録の暫定リストを目指して
前知事・斎藤弘前が在職中に提案し練り上げ、意気込みながら今日まで取り組んできた訳だが
山形初の女性知事・吉村美栄子知事になると、景気低迷で財政状況がおもわしくないので
予算カットのためと、最上川の世界遺産登録を断念する方向性で話が進んでいた。

最上川の世界遺産の答申の当時では、ニュースや新聞で大きく発表されどことなく期待感は
あったが、国民の意見ではどうもイマイチな感があった。
まず世界遺産とは圧倒的な物に対し登録されているのに、最上川の川全体を登録して
一体何になんになるのか? また観光者が訪れても何も無いところでは・・・
と私が知る限りでは、国民は案外前向きな意見は少なかった気が致します。


まぁ人とは十人十色な物、教育委員会は35市町村にアンケートを行い意見を求めたそうだ。
結果は『引き続き取り組むべき』6自治体、『中止』が3自治体、『当面目指さず、文化財を活用する』
が26自治体となったそうです。
教育委員会では「国際的な視点から見て、登録は現実的ではない」と話し、登録延期になると
新たな登録が抑制傾向にあるそうで、最上川の世界遺産の関連事業はすべて中止を決めた。

それで文化財を活用するという方向性になり、『山形の宝』という育成事業を創設。
最上川の国重要文化的景観選定の調査事業や、文化財を地域活性化に活用といった
取り組みを行っていくそうです。
つまり世界遺産から、国の重要文化的景観の選定へと流れが変わったということだ。

「五月雨を あつめて早し 最上川」という句を松尾芭蕉が残し、全国的に知名度は高そうな川だが
結果的には世界遺産として証明するのが難しく、目指すべきでは無いというのが世の流れ。
これから申請しようと考えている国に対しては、また一つ参考資料になったような話でござるな。
私的な意見からすると、世界遺産と自然遺産とは似て非なる物と感じる。

猫先生のご感想



「アンケート 集めてみると 否定的」 by猫先生




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