
旅人の天晴れ『羽黒山周辺案内地図』の話

▲画像クリックで拡大表示可
お土産とか飲食店
羽黒山の入山口にあたる町並みは、上の写真のような感じです。
駐車場はいでは文化記念館の近くにあり、周囲は飲食店や特産物を販売したお店が数件ある。
羽黒宿坊の集落になっており周囲に33軒ほどある。旅館や民宿なども数件近くにある。
オススメな食事だと、庄内の特産品の
麦きりあたりかな。つけ麺タイプのやつがおいしいです(^^)

出羽三山と修験道の資料館
羽黒山に登る前に、
いでは文化記念館で軽く眺めてから入山すると良いかも。意味も分からずに登っても、ありがたみに欠ける気がする。
中は出羽三山と修験道、野草や羽黒山の1年を通した祭りやなどが映像や写真で展示され
大変分かりやすい資料館だった。
法螺貝を吹く体験コーナーもあります。
▲いでは文化記念館
いでは文化記念館 |
営業期間と時間 | 4月~11月は9:00-16:30 12月~3月は9:30-16:00 |
休日 | 毎週火曜日 |
入館料 | 大人400円、学生300円、小中学校200円 |
電話 | 0235-62-4727 |
二の坂茶屋と齋館



丁度良い所にある二の坂茶屋
油こぼしと呼ばれるほどの急な坂を登りきると
二の坂茶屋というお土産屋+茶屋がある。
羽黒山頂までは三の坂を越えなきゃならんので
ここは休憩を挟みたいところだ。
色んなお土産や、修験道の修行でも出される
ちから餅(あんこ・きな粉・納豆味)などがある。
夏にはカキ氷が売ってたので助かったものだ。
▲羽黒山名物・ちから餅(700円)
眺めの良い風景と鶴岡市長からの認定証
2009年は12年に一度の丑年なので、丑の記念手拭いや扇子などが売られてた。
昔は山頂の方で牛が飼われていたが、衛生上の理由で飼わなくなったそうだ。
営業してた店の人は、毎朝8時ぐらいから五重塔で拝んでから来ると言ってたから
予想からすると営業時間は8時30分~16時30分あたりかと思われます。(*時期によって異なる)
羽黒山ではここからの風景の眺めが良い所です。日本海に浮かぶ飛島が見えると
少し得した気分になる。またここでは、入口から山頂までの2446段の石段を登りきり
健脚をたたえた認定証を無料で貰えます。鶴岡市長・富塚陽一氏からの認定証だった。
羽黒山参籠所・齋館
三の坂を越えて羽黒山頂間近には、精進料理が食べれる
齋館という所がある。
修験者達が、古来より受け継がれてきた伝統的な精進料理を堪能できます。
料理だけではなく、宿泊も可能のようだ。
齋館 |
営業時間 | 11:00-14:00(食事のみ) |
休日 | 無休 |
電話 | 0235-62-2357(宿泊も可) |
出羽三山歴史博物館



出羽三山歴史博物館
羽黒山の境内にある博物館です。
出羽三山神社の宝物殿として設立され
中は三神合祭殿の前にある鏡池から
出土された500面のうち190面の銅鏡や
仏像などが展示されている。
他には
直江兼続が奉納した鉄擬宝珠や
最上義光が奉納した銅製狛犬などもあった。
▲松尾芭蕉の銅像
羽黒山は松尾芭蕉が訪ねた場所でもあるので、芭蕉に関する子文書などもある。
芭蕉と門人の曾良(そら)が南谷別院に留まり、『有難や雪をかほらす南谷』と句を詠んだ。
出羽三山歴史博物館 |
営業時間 | 8:30-16:30 |
休日 | 11月下旬~4月中旬 |
入館料 | 大人200円 |
電話 | 0235-62-2355 |
羽黒山のイベント・祭り
羽黒山のイベント・祭り |
花祭り | 毎年7月15日に行われ、五穀豊穣や家内安全を祈願したお祭り。 稲の花をかたどった、棒の先に作り物の花・梵天が付いており 鏡池を一周した後に、その花を奪い合います。 見事ゲットできると、ご利益があるのだとか。 |
八朔祭 | 8月31日の夜から八朔祭(はつさく)が始まる。 秋の峰入修行で身を清めた山伏(修験者)が護摩壇に火を放ち 天下泰平、五穀豊穣、家内安全を祈願する祭り。 |
松例祭 | 大晦日から元旦に行われる祭りで、ツツガムシを厄病としており 藁で作った巨大なツツガムシを切り落としたり、火で焼き払い 厄を祓い、良き新年を迎えるための神事のお祭り。 |
羽黒山の伝統行事
大まかな羽黒山のイベントを上げれば、上の表のような感じです。
羽黒山の修験道の修行の道は昔から女人禁止だが、女性でも山伏の修行がしたいとのことで
秋の峰入神子修行という女性が、道者の服装をして羽黒山の参道を歩く修行もあるそうだ。
花祭りでは、出羽三山神社で10時から
黒川能の舞が奉納されている。
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