国指定名勝地・金峯山と最上・酒井の崇敬が厚い金峯神社


金峯神社・中の宮
▲鶴岡市の青龍寺字にある、金峯神社・中の宮(きんぼう)の風景

  • ・場所:山形県鶴岡市青龍寺字金峯

  • ・駐車場:金峯神社の社務所の周辺に有り(無料)

  • ・鶴岡市の名物・特産品:だだちゃ豆、寒鱈汁(かんだらじる)、どんがら汁、からからせんべい
     サクランボ、切山椒(きりさんしょう)、庄内柿、庄内米、麦きり

  • ・宿泊先:鶴岡市格安宿泊ホテル・旅館

金峯山の展望台から見た庄内平野

金峯山のマップ
国指定の名勝地と自然に恵まれた金峯山
標高458mにある金峯山を登山しました。
山寺立石寺羽黒山に似たような所で
山頂には庄内平野を見下ろせる展望台が
あり実に見事也!ここは風光明媚な所だ。

私が訪れた6月1日には春の商い祭りが
行われていたので、ちゃっかり出席しました。
縁とは分からぬものだな。
       ▲画像クリックで拡大表示可能

石鳥居栗島神社
▲入口にあたる栗島神社と石鳥居

金峯山の歴史
金峯山は今では憩の山とかし、市民らに親しまれた山になっているが、その昔670年頃に
開基した山と伝わり、山頂には金剛蔵王権現を祀り蓮華峯(八葉山)という名前の山で
羽黒山のような修験道の霊地とされていた山です。

延暦20年の頃の時代には、坂上田村麻呂が東征の戦の際に祈願し勝利をしたと伝わる。
承暦年間には、大和国宇多(奈良県宇陀)の城主・丹波守盛宗がこの地に移り
自分の氏神であった吉野の金峯山から、分霊として勧請した金峯蔵王権現を祀った。
そして、その時から金峯山と改名した。

慶長13年には最上義光志村伊豆守光安、下対馬守秀久に命じ本殿の大修復や
社領の寄進をしたり、最上家が改易後の酒井藩主の代でも社殿を修理し祈願所とした。
歴史深い金峯山は、昭和16年に国の名勝地として指定されました。

青龍寺


青龍寺
▲青龍寺(しょうりゅうじ)


青龍寺と金峯の大ふじ
青龍寺は金峯山の入口側にある寺(真言宗)です。
青龍寺部落から少し登った所にある。
昔は山の中腹には寺の別当が3つあったが
現在では廃寺となったそうだ。

青龍寺の入口の側には、樹齢400年の
金峯の大ふじの木があり高すぎで写真に納まらない。
樹高30m、周囲2.06mで県の天然記念物です。

道路を挟んで手前には龍ヶ池があり、金峯神社の
養鯉池で、防火用の用水としても設置しているようだ。
しばらく龍ヶ池を眺めていたが、濁りが強く中に鯉が
生息しているのか見えなかった。

龍ヶ池

禁酒のかめ、隠し剣 鬼の爪のロケ地・桜谷神社


禁酒のかめ

禁酒のかめ
青龍寺からさらに登ると少し広めの場所があり、何かの碑やら謎の瓶が置いてある。
道が二つに別れており一つは車道で、もう一つは参道です。いずれも金峯神社へ辿り着く。
それでこの禁酒のかめは、神社で祈願した紙をフタにして、瓶の口を封印した。
昔から信仰されており、ここで祈ると大酒飲みも治ると伝わる不思議な瓶です。

桜谷神社

隠し剣 鬼の爪のロケ地
参道側へ進むと参道沿いには、墓碑や供養碑がたくさんあり、全部で856基あるそうだ。
5分ほど進むと桜谷神社が見えてくる。ここは山田洋次・監督の『隠し剣 鬼の爪』のロケ地で
狭間弥市郎が、江戸で起した罪により地元へ戻され、山奥にある牢へ閉じ込められたシーンです。
狭間は飯も食わず、死んだフリをしてうまくこの桜谷神社から脱走してたな~


金峯神社・中の宮


閼伽井の清水
▲閼伽井の清水(あかい)

随神門社務所
▲随神門                        ▲社務所

金峯山博物館
岩間より湧き出る神聖な水
参道を登りきると随神門が見えてきます。
まぁ、ここまでは車で登って来れます。

到着すると駐車場があり、社務所や
金峯山博物館、閼伽井の清水が見える。
閼伽井の清水は汲んで帰る方も多く
慈覚大師が開山以来、岩間から湧き出る
清水だそうです。きっと最上や酒井氏も
この水を飲んで喉を潤しただろうな。
  ▲金峯山博物館(大人200円 9:00~16:30)

金峯神社の中の宮

金峯神社の中の宮
閼伽井の清水がある所から2分ほど登ると、金峯神社の中の宮があります。
ここは七福神の恵比寿(えびす)様と大黒(だいこく)様を祭神として祀っています。
金峯の山頂へは、ここの側にある石段から徒歩で登ります。修験道の道なので大変疲れる。
金峯山では毎年季節ごとに祭典行事を行っている。内容は以下の表通りです。

月日祭典名時間内容
1月1日元旦祭午前0時天下泰平、万民快楽の祈願
1月4日厄払祭午前10時厄年の人の厄難消滅祈願
2月28日山開祭(えんむすび祭)午後0時初山詣り、縁結び、良縁成就
4月5日祈年祭(春祭)午前11時五穀豊穣、生産繁栄(田植舞)
6月1日春季商い祭午前11時家業・生業・営業繁栄祈願
6月15日例祭午前10時天下泰平、国土・崇敬の幸福
7月1・3・5日永代講社祭午前10時講員福祉祈願(田業式、田植舞)
7月8日敬神婦人太々神楽午前11時敬婦講員福祉祈願祭
7月14日合霊社祭午前11時参道供養碑の祭、芭蕉祭
10月5日秋季商い祭午前11時家業・生業・営業繁栄感謝
10月15日松尾神社例祭午前11時山頂本殿前 醸造繁栄祈願
11月25日新嘗祭(秋祭)午前11時豊作を感謝し、初穂米を献納
12月31日庭燎祭(綱取祭)大祓式午後1時1年間の罪祓い、歳夜祭、火難消滅

瘞琴の碑
ここから下の方へ下る道もあり、下りると鶴岡市指定史跡の瘞琴の碑(えいきん)がある。

無想の滝金峯神社・中の宮からさらに別れた道からは、無想の滝(禊の滝)もある。

金峯神社の本殿と庄内平野を見渡せる展望台


金峯神社・本殿
▲金峯神社の本殿(蔵王権現堂)

シャガツツジ

自然と景色を眺めながら登山
中の宮から山頂にある本殿までは約40~50分の
時間で到着します。緑溢れる大自然な地で
横が半トンネル状の変わった区間を通り抜け
途中に見渡しの良い八景台からの眺めが良い。

参道脇には、赤ツツジがポツリポツリと咲き
山頂付近にはシャガの花も咲いていた。
八幡神社、保食神社、松尾神社を通り過ぎ
自然を満喫しながら、ようやく山頂に到着(汗々)

山頂に到着すると国指定重要文化財の
金峯神社の本殿(蔵王権現堂)があった。
そこから横の方に展望台があります。

庄内平野


▲金峯山・金峯神社の動画

鶴岡市金峯山の場所・地図


山形県鶴岡市青龍寺字金峯の場所・地図
▲画像クリックで地図拡大表示可能
山形県鶴岡市 金峯神社 - Google マップ

金峯山への行き方は、月山から鶴岡市街を結ぶ国道112の途中から県道349へ曲がり
青龍寺地区の民家が見えてくる、金峯山行きの看板が置いてあるので分かりやすいかも。
車ではその看板から、金峯神社の中の宮辺りまで登れます。(無料駐車場有り)
山頂の本殿まで登山する方は、飲み物とかタオルを持って行った方が良いと思う。



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山形県鶴岡市 金峯山・金峯神社 公式サイト

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