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近年、長井市にダムができる予定にて、長井ダムが完成してしまうと三淵渓谷が水没し
2度と見られぬ光景になる。そのため三淵渓谷の側にある、三淵神社は間もなく移転される。
なので見納めとして、10月26日に『さようなら三淵渓谷ふれあい登山』が開かれ別れを惜しんだ。

長井市と言えばながい黒獅子舞まつりが継続的に行われ、歴史深き伝統的なイベントがあるが
三淵渓谷は、その黒獅子舞いのルーツとされる卯の花姫伝説が残る地である。

卯の花姫伝説
卯の花姫伝説とは、平安時代の頃に安倍貞任の娘にあたる卯の花姫が長井の領土を治めていた。
敵方にあたる源義家(八幡太郎義家)が大軍を率いて、卯の花姫に「無益な戦はしたくないので
兵を京へ引いてもらい、奥羽が安泰で争いの無い地にしようではないか」と相談した。
卯の花姫も同じ思いだったので、源義家の相談を引き受け兵を引いた。

卯の花姫が兵を引いたと聞くと、源義家は大軍で攻め入り安倍貞任を討取った。
つまり、卯の花姫は源義家の謀略にはまったのだ。父や国を失い、無念の思いの卯の花姫は
家来と共に、もはやこれまでと三淵渓谷から身を投げた。
その後、卯の花姫は竜神となり川を下る様子が、現在の長井の黒獅子の姿であると伝わる話だ。
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そして三淵渓谷の最後の見納めにと、イベント参加者やスタッフ合計100名らが山を登り
三淵渓谷を眺めたり、三淵神社へ参拝したそうだ。

猫先生のご感想


黒獅子舞いのルーツである、卯の花姫伝説に幕を卸すのは
長井市民らにとって断腸の想いであったろうニャ・・・
時代の流れには逆らえず、やむを得ない状況だろうが
卯の花姫伝説は、人々の心の中で語り継がれて行くであろう。


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