
腹減り侍『龍宮 元祖麦きり』の話

▲鶴岡市の善宝寺付近にある龍宮の
元祖麦きり
善宝寺の近くにあるお店
鶴岡市には
善宝寺(ぜんぽうじ)という立派なお寺がある。
羽黒山にあるような五重塔も
有り、うまくデフォルメされた彫刻品は何とも
芸術の域に達している腕前だ。
そしてその
善宝寺を眺めた後に、腹が減ったので近くにあった龍宮に立ち寄った。建物は
少し古く昔からあるお店ぽい雰囲気がする。
▲龍宮の外観の様子


▲玄関の外 ▲店の中
店内の雰囲気
- 建物の外観は昭和に建てられた雰囲気がして、お店に入るときに思ったのが、ずいぶん小物や
美品が多い店だな〜と思った。玄関の中にあった写真には、萩本欽一(欽ちゃん)が訪れた
写真が飾ってあった。お店にある飾り物は展示部屋まであり、しかも売ってくれるそうだ。
何とも変わった雰囲気のするお店だった。味の方はどうなんだろ・・・と少し不安の影がよぎった。

元祖麦きりとは何だろう・・・
麦きりとは、庄内・最上地方に名物として古くからあったのは存じていたが、実際にお店とかで
食ったことがなかったので元祖麦きりを注文した。
時間は注文から少し待ったが、出てくると麦きりと
少し蕎麦が混ざっていて、天ぷらはサービスで
付けてくれた。麦きりが出てくる前はカブの漬物が出されたので、食べながら店内を眺めていた。
▲つけ麺タイプ(600円、大盛りは+100円)
元祖麦きりの味の印象
元祖麦きりが出てくると、割りと質素な物だなと思いつつ早速食べてみた。
う・・・うまい!何じゃこりゃ〜、こりゃうまい。ツルッと滑々した麺で、モチモチとした小麦の麺也。
うどんとは似ているが非なる物。麺は生麺感覚で、つるつるしていてキラキラ光っているのだ!
どうやら鶴岡の麦きりは、シルクを織り込んだ絹入り麦切りのようだ。この食感は何とも
例えようのない新鮮な味である。それに何やら仏の味がする。


絹のような綺麗な麺をしてますな〜
全体的な印象
ここの店長が、声が大きくそしてよく喋る。あれは昔よく見られた江戸っ子の性格の方だな。
そしてかなり気前の良い方だと見抜いた。サービスが多く、年寄りや巳年の女性には
さらにサービスし、やさしくするようだった。難点は店長自ら注文を聞き運ぶので、出てくるまでに
遅いと自分で言ってた。確かに普通の店と比べると、客とよく話すため注文が出てくるまで遅い。
しかし主人が神仏の信仰心に、深い方というのはすぐに気付いた。麦きりを食べていても
欲の無い味がしたのだ。ここは仏の加護のあるお店だな。
いや〜久々においしい物を食べてご満悦と言った所だ。実に大儀であった。
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