広大な奥羽山脈の一つ、蔵王のお釜

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蔵王のお釜
蔵王エコーラインは冬期間11月~4月は閉鎖
- ・場所:宮城県刈田郡蔵王町(蔵王エコーライン間)
- ・行き方:山形-仙台間の蔵王エコーライン(無料)中央付近。そこからリフト(有料)か
蔵王ハイライン(有料)でお釜に到着。両方とも往復料金は500~700円ぐらい
- ・駐車場:リフト乗り場、蔵王ハイライン頂上(車で3分)に有。
- ・蔵王の名物・特産品:里芋、いが餅(稲花餅)、玉こんにゃく、さくらんぼ漬
- ・宿泊先:蔵王格安宿泊ホテル旅館

まだ雪の残る5月の蔵王のお釜の風景

蔵王ハイライン間に名所が存在する
奥羽山脈の一部に属する蔵王連峰で
山形県と宮城県の県境に蔵王の
お釜はあります。
昭和43年の測深によると
最大深度27.6m、平均深度17.8m、
周囲1,080m、東西径325m
南北径335mという広さ。
▲お釜はいつも多くの観光者が賑わっています

蔵王のお釜の別名『五色沼』
湖の水は強い酸性のため、生物は生息しない。
水温は表面から10数メートルの深度で
摂氏2度まで下がり、その深度を増すと温度が
高くなるという特殊双温水層となっており
世界でも例のない湖になっているそうです。
また、天候や太陽の光の射し方により湖の色が
変わるため別名『五色沼』とも呼ばれています。
▲今回のお釜はエメラルドグリーン色でした
小さい花なのが特徴的でした。いわゆる高山植物というやつなのでしょうね。あまり大きくは
育たないのかな~。生態系を崩さないためにも、お持ち帰りはやめた方がいいかと思われます。

お釜周辺に不思議な石を発見!
高山植物を眺めながらお釜周辺を歩いてた時
石の表面に小さい粒粒の穴があいた石が
あったので、何だこれは!?と思い
手に取ってみたらかなり軽い石でした。
火山噴火で解けて、溶岩が固まってできた石なのだろうか…たぶん中も空気の隙間があってスカスカなのだろう。
▲2~3kgは、あるかと思ったら軽かった
蔵王のお釜の他には碑跡や神社といった名所がある

▲蔵王お釜から刈田嶺神社を見た写真
大体距離的にはこんな感じですね。奥に小さく見えるのが刈田嶺神社です。その手前には
蔵王山頂レストランとロープウェイ乗り場があります。道の横にある棒は石で支えただけの物だった
ので近くで遊んだり、変に触らない方がいいかと・・・
▲蔵王お釜 伊達宗高公命願之碑跡 ▲蔵王お釜 刈田嶺神社
レストラン付近からお釜と反対側の方へ階段を上っていくと碑跡と神社があります。
碑跡に近寄ると伊達正宗公の第七子が、どうのこうのと説明が書いてありました。
刈田嶺神社の方では、神主の方が売店をしていたの『おみくじ』を購入して見て見たら末吉!
でした(>_<;) 最近、運のなさを感じる今日この頃…。しばらくボッーと歩いていたらボンジ
(仏の字体)で『夢』と書かれた謎の白い石を拾ったので、持ち帰ろうかとかどうか迷ったが・・・
ここの売店をしていた神主の方に預けて置きました。触らぬ神に祟りなしと言いますからね。
大量に積まれた石と避難小屋


▲蔵王お釜 山々と詰まれた石 ▲蔵王お釜 避難小屋
伊達宗高公命願之碑跡の回りや裏側には、たくさん石が詰まれていました。願い事をする
ために石を重ねるのだろうか…?いまいち何のためなのか理由が分からないです。
近くに石で積まれたオブジェが目に入ったので、何だアレは!?と思い近に行き中に入ってみたら
避難するための小屋であることが書いてありました。山の天候は、たいへん変わりやすいので設置してあるようです。少しカビ臭い所でした。実際に使用されたことはあるのだろうか・・・
景色を眺めるのならば、大黒天や滝見台からの眺めもオススメです。お釜手前の蔵王坊平高原
の散歩なども
蔵王の紅葉がよく観察できるので、車でいかれる方は一度立ち寄ってみても
損はないかと思います。道が蛇行しているので、運転にはお気をつけて~

ロープウェイからの眺めは絶景!
蔵王のお釜の
行き方には、ロープウェイか蔵王ハイライン(有料車道)で行くことができます。
いずれも到着する場所はレストラン(バリアフリー対応)付近に到着し、そこから歩いて蔵王のお釜や刈田嶺神社を見ることになる。
(徒歩で約5~10分)
▲蔵王お釜リフトのりば


リフトの営業時間は9:00~16:30分まで
蔵王の森 でん六から上るのがベスト
さらに山形から車で蔵王エコーラインへの行き方は、国道13号線にある『蔵王の森 でん六』
(でん六豆工場)から、蔵王の方へ行くコースと山形県観光物産観の北側の入り口の道沿いの
県道21号線を上に上に上っていくと途中、大鳥居が立ってある場所を通過して、さらに上って行くと蔵王温泉に付きます。そこから、車で約10分で蔵王エコーラインへ行けます。
もしくは上山方面から上って来れなくも無いが、でん六から上って来るのが一番楽で時間も早く付き
迷わずに行けます。蔵王猿倉スキー場まで上って行くと青い看板で蔵王温泉行きと蔵王エコーライン行きで道が分かれるのでエコーライン方向へ行けばOK!
不動滝、三階の滝の観光もオススメ
お釜付近には、
不動滝と三階の滝を滝見台から見ることができる(無料・駐車場:有)のでお釜ついでに見ていくことをオススメします。滝の名所である滝100選にも選ばれ、見所たっぷりです。
蔵王のお釜の天候


蔵王のお釜 山の天候は変わりやすいです
せっかく見に行こうと思ってもガスで曇って、中々見えないのが現状だったりします。
まぁ最近は上まで登らなくでも、下界から見ただけで大体ガスの係り具合が予想できます。
ですのでこちらの
蔵王登山の注意点を眺めてから登った方が時間とガソリンを無駄にせずに
済むので一読してから行かれた方がいいかと思います。命あっての観光登山ですからね。
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