鶴岡市の記事タイトル一覧


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鶴岡市の記事タイトル一覧表
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金峯山・金峯神社 善宝寺と人面魚
鶴岡天神祭 化け物祭り 荘内大祭


酒井家の大名行列を鶴岡公園で現在も見れる荘内大祭


荘内大祭
▲鶴岡市で行われている荘内大祭(しょうないたいさい)の大名行列の写真

  • ・場所:山形県鶴岡市の鶴岡公園の周辺

  • ・駐車場:鶴岡公園の道路を挟んだ近くの施設(無料)

  • ・期間:毎年8月14、15日の2日間

  • ・鶴岡市の名物・特産品:だだちゃ豆、寒鱈汁(かんだらじる)、どんがら汁、からからせんべい
     サクランボ、切山椒(きりさんしょう)、庄内柿、庄内米、麦きり

  • ・宿泊先:鶴岡市格安宿泊ホテル・旅館


荘内藩の参勤交代の様子を見学
毎年8月15日あたりの2日間は鶴岡市にある
鶴ヶ岡城跡にて荘内大祭が行われている。

同じ場所で行われている5月の鶴岡天神祭・化け物祭りと比較すると
あちらほど盛り上がってはいないが、
かつては徳川家康四天王だった酒井家一族の参勤交代の様子を眺めることができる。


鶴ヶ岡城の堀

鶴ヶ岡城の歴史
現在は鶴岡公園と呼ばれお城など無いが、戦国時代には大宝寺城があった。
大宝寺城は武藤氏(大宝寺)により築かれ、庄内地方を治めていた。
天正18年(1590)になると、上杉景勝が豊臣秀吉により越後から会津120万石に
国変えを命じられ、庄内地方は上杉家の領土となった。

1600年の関ヶ原合戦になると、山形城の最上義光と上杉軍が長谷堂城を中心に大きく争い
関ヶ原で勝った徳川家康に軍配が上がると、その後庄内地方は最上義光の領土となった。
最上義光が息子に家督を譲り鶴ヶ岡城を隠居城と決め、ここで生活していた。
内部争いにより最上家は改易になり、酒井忠勝が庄内13万8千石を与えられ現在に至る。


鶴岡公園の中心には荘内神社が明治10年に建設され、その記念にと大名行列も再現された。
132年間市民が一体となって伝統行事として続けられている。
鶴ヶ岡城の現在は堀の一部が残り、本丸の櫓が再現され大正時代の建物と庄内の歴史館が残る。
近くには酒井氏庭園や鎧兜などが一般公開され、公園の春は見事な桜が咲く花見スポット也。

鶴岡公園の桜


>>荘内大祭の続きを見る



化けものまつり 鶴岡天神祭パレード


鶴岡天神祭
▲鶴岡市で行われている、鶴岡天神祭・化け物祭りのパレードの写真。

  • ・場所:山形県鶴岡市の鶴岡公園の周辺

  • ・駐車場:鶴岡公園の道路を挟んだ近くの施設(無料)

  • ・期間:毎年5月下旬頃、時間は9:45~16時あたりまで、パレードは14時あたりにスタート。

  • ・鶴岡市の名物・特産品:だだちゃ豆、寒鱈汁(かんだらじる)、どんがら汁、からからせんべい
     サクランボ、切山椒(きりさんしょう)、庄内柿、庄内米、麦きり

  • ・宿泊先:鶴岡市格安宿泊ホテル・旅館


子供から大人まで化け物の姿に!
鶴岡市の鶴岡公園では、毎年化けもの祭り
を開き賑わっている。
その日は道路が閉鎖され、踊り手やパレード
がいっぱい通り、いつもとは活気が違う。

見た印象としては庄内版の山形花笠祭りか。
どこも伝統的なパレードとは、簡単な踊りと
神輿が通るのは全国共通と言ったところか。

        ▲祭りで賑わう鶴岡城跡


どうしてあんな格好をしているのか?
上のような股引に派手な長襦袢(じゃばん)の尻をからげで、頭には手拭いと編み笠を被り
妙な格好をして、道行く人に無言で酒やジュースを振る舞ってきます。
あの服装は化け物伝説の風習で、人に知られないように老若男女の別なく変装しているのだ。

化け物の伝説
鶴岡の天神祭では、学問の神様と言われる菅原道真公(845年~903年)を祀った祭りをしている。
鶴岡天満宮は鶴岡公園から、徒歩で約10分弱の所にあり、そこの神社で道真公を祀ってる。

それでその昔、901年に道真公が京都から九州の太宰府に配流される時、
道真公を慕う人々が、時の権力をはばかり、姿を変え顔を隠して
密かに酒を酌み交わし別れを惜しんだと言う、故事から伝わるものです。


化けものに対してのマナー
では何故あのような化け物の姿でいるのか?と言えば、
3年間誰にも知られずお参りができると念願が叶うと言われているからだ。
その菅原道真公の風習にしたがい、無言で会社や個人の家々に化け物が上がり込んでは
酒やジュースを振る舞う姿があちらこちらで見られます。

なので、化けものに質問するような話を聞かれても困るし、
また「あっ、お前近所に住んでいるアイツだろ!」などと特定されても困る訳だ(笑)
化け物はひたすら無言で、手に持っている飲み物を観光者の目の前で見せては指で合図して
酒とジュースどちらにする?と指してきます。それで飲みたい方を指で選択すれば良いのです。

化け物祭り


>>鶴岡天神祭 化け物祭りの続きを見る



人面魚の発祥地・龍澤山善宝寺と五重塔


善宝寺の五重塔
▲鶴岡市の龍澤山善宝寺(りゅうたくさんざんぽうじ)にある五重塔の写真

  • ・場所:山形県鶴岡市下川字関根100

  • ・駐車場:参道横の広場に有り(無料)

  • ・鶴岡市の名物・特産品:だだちゃ豆、寒鱈汁(かんだらじる)、どんがら汁、からからせんべい
     サクランボ、切山椒(きりさんしょう)、庄内柿、庄内米、麦きり

  • ・宿泊先:鶴岡市格安宿泊ホテル・旅館

人面魚の発祥の地として話題になった寺
鶴岡市には善宝寺(曹洞宗)のお寺がある。
春になると五重塔周辺に植えられた
桜の木が咲き五重塔と桜の風景が見事だ。
桜が散り5月下旬頃になると参道に植えられたツツジが見られ、お寺にしては華やかな所也。

山形県民以外でも、行ったことは無いけど
名前くらいは知ってる方は多いだろうか?
そう、一時期人面魚で話題になったからね。

山門

龍澤山善宝寺の歴史について
龍澤山善宝寺は曹洞寺三大祈祷の一つで、約一千百年(平安時代)の昔、高僧・妙達上人により
庵を結び龍華寺(りゅうげ)と名乗り、開創されたのが始まりです。
室町時代になると寺屋を建立し、山号を龍澤山、寺号を善宝寺と改められた。

境内の守護神は、大龍王と大龍女を祀っている。
龍神様を信仰としたお寺で、主に漁業関係者による信仰心が厚く、航海安全・大漁祈願の
ご利益がある1200年ぐらいの歴史があるお寺だ。
妙達上人は法華験記や今昔物語で見られ、天暦9年(955)法華経を持ったまま病死し
閻魔王のもとに行ったが、法華経読誦の善行により7日後に蘇ったなどという逸話などが残る。

奥の院・龍王殿

美術的価値が高い建物が多い
善宝寺には羽黒山にあるような五重塔や山門があり、五百羅漢堂など古を忍ばせる大伽藍
の建物が並び、普通のお寺と比べると面積が広く、五重塔や山門に彫られた彫刻は繊細で
見事な造りであった。五百羅漢堂の中は500体の羅漢像が安置され、仏の圧力を感じるものだ。
五重塔は明治時代に、漁業関係者の発願により魚鱗一切の供養として建立された。

白ツツジ


>>善宝寺と人面魚の続きを見る



国指定名勝地・金峯山と最上・酒井の崇敬が厚い金峯神社


金峯神社・中の宮
▲鶴岡市の青龍寺字にある、金峯神社・中の宮(きんぼう)の風景

  • ・場所:山形県鶴岡市青龍寺字金峯

  • ・駐車場:金峯神社の社務所の周辺に有り(無料)

  • ・鶴岡市の名物・特産品:だだちゃ豆、寒鱈汁(かんだらじる)、どんがら汁、からからせんべい
     サクランボ、切山椒(きりさんしょう)、庄内柿、庄内米、麦きり

  • ・宿泊先:鶴岡市格安宿泊ホテル・旅館

金峯山の展望台から見た庄内平野

金峯山のマップ
国指定の名勝地と自然に恵まれた金峯山
標高458mにある金峯山を登山しました。
山寺立石寺羽黒山に似たような所で
山頂には庄内平野を見下ろせる展望台が
あり実に見事也!ここは風光明媚な所だ。

私が訪れた6月1日には春の商い祭りが
行われていたので、ちゃっかり出席しました。
縁とは分からぬものだな。
       ▲画像クリックで拡大表示可能

石鳥居栗島神社
▲入口にあたる栗島神社と石鳥居

金峯山の歴史
金峯山は今では憩の山とかし、市民らに親しまれた山になっているが、その昔670年頃に
開基した山と伝わり、山頂には金剛蔵王権現を祀り蓮華峯(八葉山)という名前の山で
羽黒山のような修験道の霊地とされていた山です。

延暦20年の頃の時代には、坂上田村麻呂が東征の戦の際に祈願し勝利をしたと伝わる。
承暦年間には、大和国宇多(奈良県宇陀)の城主・丹波守盛宗がこの地に移り
自分の氏神であった吉野の金峯山から、分霊として勧請した金峯蔵王権現を祀った。
そして、その時から金峯山と改名した。

慶長13年には最上義光志村伊豆守光安、下対馬守秀久に命じ本殿の大修復や
社領の寄進をしたり、最上家が改易後の酒井藩主の代でも社殿を修理し祈願所とした。
歴史深い金峯山は、昭和16年に国の名勝地として指定されました。


>>金峯山・金峯神社の続きを見る



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