化けものまつり 鶴岡天神祭パレード

▲鶴岡市で行われている、
鶴岡天神祭・化け物祭りのパレードの写真。
- ・場所:山形県鶴岡市の鶴岡公園の周辺
- ・駐車場:鶴岡公園の道路を挟んだ近くの施設(無料)
- ・期間:毎年5月下旬頃、時間は9:45~16時あたりまで、パレードは14時あたりにスタート。
- ・鶴岡市の名物・特産品:だだちゃ豆、寒鱈汁(かんだらじる)、どんがら汁、からからせんべい
サクランボ、切山椒(きりさんしょう)、庄内柿、庄内米、麦きり
- ・宿泊先:鶴岡市格安宿泊ホテル・旅館

子供から大人まで化け物の姿に!
鶴岡市の鶴岡公園では、毎年化けもの祭り
を開き賑わっている。
その日は道路が閉鎖され、踊り手やパレード
がいっぱい通り、いつもとは活気が違う。
見た印象としては庄内版の
山形花笠祭りか。
どこも伝統的なパレードとは、簡単な踊りと
神輿が通るのは全国共通と言ったところか。
▲祭りで賑わう鶴岡城跡
どうしてあんな格好をしているのか?
上のような股引に派手な長襦袢(じゃばん)の尻をからげで、頭には手拭いと編み笠を被り
妙な格好をして、道行く人に無言で酒やジュースを振る舞ってきます。
あの服装は化け物伝説の風習で、人に知られないように老若男女の別なく変装しているのだ。
化け物の伝説
- 鶴岡の天神祭では、学問の神様と言われる菅原道真公(845年~903年)を祀った祭りをしている。
鶴岡天満宮は鶴岡公園から、徒歩で約10分弱の所にあり、そこの神社で道真公を祀ってる。
それでその昔、901年に道真公が京都から九州の太宰府に配流される時、
道真公を慕う人々が、時の権力をはばかり、姿を変え顔を隠して
密かに酒を酌み交わし別れを惜しんだと言う、故事から伝わるものです。
化けものに対してのマナー
では何故あのような化け物の姿でいるのか?と言えば、
3年間誰にも知られずお参りができると念願が叶うと言われているからだ。
その菅原道真公の風習にしたがい、無言で会社や個人の家々に化け物が上がり込んでは
酒やジュースを振る舞う姿があちらこちらで見られます。
なので、化けものに質問するような話を聞かれても困るし、
また「あっ、お前近所に住んでいるアイツだろ!」などと特定されても困る訳だ(笑)
化け物はひたすら無言で、手に持っている飲み物を観光者の目の前で見せては指で合図して
酒とジュースどちらにする?と指してきます。それで飲みたい方を指で選択すれば良いのです。