最上公園でニシンが香ばしく焼かれる、新庄カド焼きまつり

▲新庄市で行われている、
新庄カド焼き祭りのニシンを焼いている様子の写真
- ・場所:山形県新庄市の最上公園(新庄城跡・戸沢神社)
- ・期間:4月下旬~ゴールデンウイーク期間辺り。時間は11時~15時頃まで。
- ・新庄市の名物・特産品:新庄漬け、くじら餅、しそ巻、ゆべし、漬物、揚げまんじゅう、納豆汁
- ・宿泊先:新庄市宿泊先(ホテル)

みちのく新庄の春の風物詩のカド焼き
ゴールデンウイーク中に新庄市の最上公園を観光した。
花見の際に最上公園に立ち寄ったので、屋台の方から「ずいんぶ熱心だな!」
と言われる始末(笑)
フッ、今回はカド食いに来たのだよ~
GWはどこも込み合うし、マッタリおいしい物を
食べて過ごしたい気分なのさ♪
新庄カド焼き祭りについて
- カドとはアイヌ語で生ニシンのことを指し、春告魚とも呼ばれる魚だそうだ。
それ故、新庄市ではカドは春の代名詞とし、毎年春には最上公園でカドを焼いて食べる習慣がある。
しかし一時期、北海道でニシンが採れなくなったので廃れたこともあったが
昭和49年5月に懐かしさも有り市民に呼びかけ、春の行事・風物詩として復活し現在に至る。
最上公園の桜が散り、堀の水面に花びらが浮かぶ頃に祭りが開かれ、露店も数件出ている。
カドを食べるのは当時の風習なのだろう
新庄は山形県の内陸部なので、魚なんかは流通により入手していたのだろう。
先人の話によれば魚は貴重なため値段も高く、正月や祝いの時など特別な日に食べる物。
カド以外には、米沢市のようにコイを養殖し食べる習慣は昔からあった。
内陸部では豪雪地帯なため4月でも残雪が多く、たまに山で兎の肉ぐらいしか採れないだろうし
タンパク源を摂取するには、海魚系は当時は貴重な食べ物だったのだろう。